●とりあえず手近にあった超高輝度の砲弾タイプ4発で ぱぱっと作ってみた
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試作品の回路は白色LED2つ直列へ制限抵抗を 入れたユニットを2組。 電流は14.4Vで20mA程度が流れるようにしてあります。 カーバッテリーの電圧は12Vですがエンジンをかけると 14V以上になります。 D1は逆起電力を逃がす用に念のため入れたダイオード ですが、ナンバー灯には無用みたいです。 |
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試作したLED灯とノーマル電球のT-10ウエッジランプ(5W)と並べてみました。
ソケットにはまる端子部分は基盤をカットしてベースとして作成しています。最も手軽な構成です。
使うLEDは砲弾の先端をカットしたフラットな配光に改造した仕様のものです。
点灯させてみた感じは凄く明るくていい感じ。
さて、実際に車のナンバー灯のソケットに差し込んでみました。実は問題発生。
電球には+-の極性が関係なくソケットに差し込めば点灯しますが、LEDは極性があるのでソケット端子の+-方向を
間違うと点きませんのでご注意下さい。私はうっかり逆向きに作ったせいで手直しするはめになりました^^;
事前に端子の極性をテスター等で確認すべきでした。ただし端子をうっかりショートさるとヒューズがとぶのでご注意を。
ノーマル灯とLED灯とを比較してみました。 |
●試作のお手軽LEDナンバー灯がいまいちだったので作り直し。
試作品の教訓を活かして、もっと明るくて光が青っぽくないLED灯をつくります。
砲弾タイプLEDでは組み込める数はスペース的に限界があるので、明るさを稼ぐためにFluxタイプのLEDを使います。
FluxLEDは流せる電流が多くてパワフルなので単体の発光も凄い、そして砲弾LEDを複数使うよりも効率的で安上がりです^^
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使ったLEDは日亜化学の雷神・白FluxLED(Vf:3.1 If:50mA 18~21lm)を2発です。
日亜ブランドは高価なのでを買うのは初めてです・・・安物LEDとは違って静電気防止袋に入ってて おっ!と思いました。
今回は、基盤をベースに端子部分をつくる構成はやめて、自作LEDランプ用のウエッジランプベースを購入。
そのベース用の丸型基盤もあわせて購入。この基盤にLEDを配置して組み立てます。
なるべくナンバーをフラットに照らし出してくれるような配光になるように45°傾けた角度をつけてLEDを配置。
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配線はこんな具合です。かなりお粗末ですが・・・ご愛嬌 ^^;
LEDを2つ直列にして、抵抗を入れただけのシンプルな構成になっています。
リードにショート防止にビニールチューブを被せてウエッジベースに差し込んでやれば完成です。
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試し点灯。さすが日亜LED、凄い明るい素晴らしい。高いだけあるw
色も純白に近い感じです。少し紫がかった色に見えますが、安いLEDにある青っぽさはないですね。
欲を言えばもっと黄色っぽさがあったほうが白さが際立つかなと思いますが。
白色LEDは個体差で色や明るさに多少のバラつきが出るのは仕方ない事らしいので我慢。
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●回路図 FluxLEDを2個直列に330Ωの抵抗を並列にしたもの |
写真でノーマルとの比較。
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左:ノーマル電球、右:FluxLEDナンバー灯
比較してみました、写真だといまいち実感として明るさの違いが判り難いですが、ノーマルに比べるとかなり明るくなった出来。
色も青っぽさは抑えられて白くなりました。はやり私の好みではもうちょっと黄色味が欲しかったかな~。
●写真では比較しても違いがよく判らないので照度計で計測。
マルチメーター付属の照度計を使って明るさを測定。測定位置はナンバー下端です。
ノーマルのウェッジ球は67ルクスでした。オレンジ色っぽいせいか暗くても視認性は抜群ですな。
試作で作った砲弾白LED4発仕様のタイプは92ルクス、肉眼ではノーマル電球と同等に感じますが実は明るい。
日亜Flux雷神2つを使ったタイプは188ルクス、ノーマルの3倍近い照度ですが、肉眼では1.5倍程度な印象。
どうしてもLEDは電球に比べると肉眼では薄暗い印象になるので、明るさは倍以上ないと暗くて貧乏臭くなるようです。
ノーマル T-10ウエッジ球 |
砲弾タイプLED4灯 |
日亜FluxLED2灯 |