●100円懐中電灯を8灯LED化
今回、改造に使ったのは100円の単一乾電池2本仕様の電球式懐中電灯。
乾電池2本で点灯する電球懐中電灯は結構薄暗い。物探しなどでは不便で不満が残るところです。
改造は電球部分を取り除いて5mm砲弾型の高輝度LEDを8個基盤につけてリフレクターにはめ込んでいます。
高輝度LEDの白色と電球色を各4つ、計8個です。
0.5W~1W級のパワーLEDを使えば効率的でハイパワーですが、高価なので今回は汎用の5mm砲弾LEDで我慢。
LED基盤の様子、かなり雑です・・・^^; 適当の急造仕様なのでご愛嬌。
電源には、ジャンクで転がってたリチウムイオン電池(3.7V 2000mA)を2つ直列のものを用意しました。
あとは電流制限で20mAきっちり流したいと思うんですが、さてどうしようか・・・
電流制限でお手軽なのはCRDですが、複数のLEDにきっちり20mA流すとなると大量にCRDが必要なので却下。
そこで便利なのが3端子レギュレータです。
簡単に狙った通りの電流制限ができて便利です。今回使ったのは小型なLM317LZ。
100mAまでの電流制限ができますが、流す電流が多くなると結構な発熱があるので、ヒートシンクも付けます。
今回はLEDのVf値をそろえて選んだLED4つを一組にして、80mAを流す回路を2系統作ることにしました。
●回路図 その回路の2系統並列編成という単純な構成 並列に繋いだLED4つにドカンと電流を突っ込んでるので、 |
点灯させた感じはこんな具合です。
LED特有の光のラインと、綺麗なホワイト光がいい感じです。いかにも明るいぞっていう感触アリ^^
今回は白色LEDと電球色LEDを半々で使ってるので、白色LEDだけのライトにありがちな青白さは無く、純白光です。
電力消費は、Vf:3.4VのLED 8つに計160mA流し、レギュレータの損失を合わせて約1.1W。
レギュレータが電力の半分以上を食ってるので、ちょと非効率ですね・・・
●明るさ比較 向けて照射してカメラで撮影しました。 |