電動ラジコン飛行機｜自作EPP機試作機６号｜Min Hobby Life 1.65 小さな趣味部屋

自作機六号_training plane
ブランクがあいて、フライトの勘が鈍った時のために練習用の機体の２作目。
自作機５号のような、プロポから手を離しても、安心できる高い安定性・操縦性を目指しました。
６号は、今までの自作機の集大成。耐久力のないスチレンではなく全てＥＰＰで製作しています。
手軽に持ち運べる大きさという事で、翼は６００ｍｍ、機長５００ｍｍとコンパクトサイズで、
モーターは５０XCモーター１基で十分飛行する性能を求め、バッテリー抜きの全装備重量７０ｇ。
軽量化を最優先したため、主翼の強度が少々不足気味です。それ以外はかなり丈夫。

	ボディはＥＰＰ、２ｍｍ厚シートモーター：５０XC,ダイレクトペラ：ＧＷＳ　ＥＰ４０２５アンプ：GWS　ＩＣＳ－３００J バッテリー：　リチウムイオン２S　７００ｍAh 受信器：　BLUE ARROW ５ｃｈ受信機　ＢＡ　Ｒ３Ｐ５サーボ：　PICO－STD×２幅６０ｃｍ×全長５０ｃｍ全装備重量：９９ｇスロットル・ラダー・エレベーター　３ｃｈ
今まで実現できていなかった、ＥＤＰ－５０ＸＣブラシモーターを１つだけ使って飛ぶ機体をついに実現しました。５０XCのMAX推力は付属するペラを使用して、６０ｇ前後ですので、全装備重量は、１００ｇを切る事を目標とし、５０XCだけで、パワフルに飛ぶ事を夢見て作った機体です。機体に搭載した状態での推力は、最大で５３ｇくらいと、やはり落ち込んでいました。これだと、滑走離陸は無理かな・・・と思いましたが、芝生の短い硬い地面なら滑走離陸が可能でした。また、前回製作した５号は、スチレンボードで、墜落すると簡単に破損し、修理のためにフライトを断念していましたが今回の６号はオールＥＰＰで、更にフィルム貼で強化しているため、ある程度の墜落ならノーダメージでフライトを楽しめます。

	主翼の状態です。凄くきゃしゃに見えると思います。（＾＾；）見た目のとおり、剛性が不足しています。特に捩れに対しては凄く弱いです。強度は万歳にならないくらいに設定。カーボンスパーが全て支えている状態です。このままでは、高速時などフラッターが酷いので補強決定。フライトビデオで、時折急降下してしまっているのはフラッターが原因なんです。
尾翼は精度良くできたなーと自我自賛（＾＾；）２ｍｍのＥＰＰシートでは強度も剛性もないので、カーボンで補強。フィッシュボーンっていうんでしょうか、この補強。とっても効果的。	ペラは、ＧＷＳ：EP３０２０で十分飛行できますが、風があると風に対して対向できません。風があったり、パワフルな飛行にはあまり向かないので、この機体に愛用してるのは、ＧＷＳ:EP４０２５です。少々過負荷な気もします。ヒートシンクを付けてなんとか対処して飛ばしています。4025仕様にした時の飛行全備重量は１０３ｇ。重量増加による重ったるさなどは全く無く、快調です。

滑走と離陸（2.97Mb）

滑走にはほとんど距離を必要としないので、数メートルの硬い地面が
あれば離陸できます。着陸はモーターオフで滑空。ちょっと急下降か・・・

主翼を改良し剛性をアップさせました。フラッターを起こしていたヘナヘナ主翼に、下面もＥＰＰシートでプランクすることで強化しています。重量的には全部で３ｇ増えますが、とても硬くなります。主翼を持っても主翼が曲がりません　（＾_＾

結果、フラッターは起きませんでしたので、本来の目的は達成されたんですが・・・・まず気になったのが滑空が悪くなったです。前はスーッと流れるように並行移動してたのに、曲線を描いてストンと落ちていく感じです。その代わりに、スピードが出るようになりました。もはやスローフライトではない、おまけにラダーの効きが良すぎて、敏感。フルで入れると一回転しちゃいます。気を抜くと落としてしまいそうです。滑空が悪いので、上昇するにも大きなパワーが必要な感じ、モーターｏｆｆでの滑空着陸など無理	使っていた５０ｘｃが焼き付いたのか出力が低下してしまいました。ＧＷＳ３０２０をフルで回しても４５ｇ程度しか推力が上がりません・・・いろいろと使い回したので寿命だったのでしょうか？新しいモーターとして搭載したのが、CD-romモーター改。ジャンクCDドライブから取り出したモーターを磁石ノーマルでコイル巻き直し重量２１ｇ　リチウムイオン２ｓ、ＧＷＳ4025で最大推力１１０ｇ。重たいですが、その分パワーがあります。改良後のフライトでは、手投げ後にグングン上昇して行きます。高度を取るのが楽で少々の風にも対向して飛べます。
	滑空しないので主翼にフラップを付けてみました。で、その効果ですが、実に良く効いています。モーター切ってもスイーっと滑空してくれます。最初の頃のグライディングに比べるとマダマダですが、これはこれで良しとします。

　　<<BACK