●マップランプのカバーを外すと・・・中身はスカスカ(;^ω^A
フロントルームランプ(マップランプ)のレンズカバーを外しました。外し方がこちらに詳しく載っていました→ワゴンR MH DIYサイトさま
電球はT-10ウェッジ球(12V 8W)が1個、中央にあります。これ左右に1っこづつあれば、まだ明るくてマシだったのに。
球を外すときは消灯させ、暫くしてからじゃないと火傷しますから注意。ほんの少しの点灯でも火傷負うほど熱をもちます。
マップランプ内側の窪みに合わせて基盤を切り出しました。基盤は銅張積層板です。
リューター等を使ってFluxLEDの脚を入れる穴を開けてあります。
銅張の面にLEDを配置してハンダ付けしています。使用したLEDは0.5W PowreFluxLED、Vf:3.2V If:150mA、30ルーメン
とても明るくて、色も純白で良いLEDなのですが、100mA以上を流すと発熱が凄くて放熱に難儀します。
そこで今回は銅張面を利用して放熱板とすることを考えました。また、銅張面は薄いので、電流は控え目に最大130mAに抑えました。
裏面で配線をしています。本来は銅張面が配線になる面ですが、放熱板として利用するのでこうなります。
抵抗器は14.4V時に130mAだと、2Wタイプとなってしまいました。抵抗が凄く発熱します・・・LEDより抵抗の熱が問題か・・・(゚_゚i)
給電はウェッジ球のソケットから、プラグとしてT-10ウェッジベースをコネクタにしています。
●回路図
片側、FluxLEDを2個直列にして抵抗を 入れているだけです。 バッテリー電圧が14.4Vの時に約130mA 流れるように62Ωの抵抗です。 抵抗器には1W以上の電力がかかるので とても熱くなります。 耐久性を考え、2Wの抵抗器を使いました。 万一の為にヒューズを入れてます。 車側のフューズを飛ばしたくないから・・・ |
●銅張面のLEDハンダ付けの様子。
LEDのカソード(-)側が熱を持ちますので、銅張面に直接ハンダ付けして熱を逃がすようにしています。
アノード(+)側の脚は、銅張面に接触してショートしないように、脚の周りの銅を削り取っています。
点灯させた感じでは上手いこと銅張面に熱が伝導している感じですが、ちょっと発熱を処理しきれていない感じがしたので
(ルームランプに組み込んでカバーすると密閉になり熱が篭りそうだから・・・)
ICチップ用の小さい放熱フィンを放熱シリコーンでLEDの近くに接着して取り付けました。。
↑点灯させた様子です。 まぶしーぃ(/ω\)
流石に30ルーメンのLEDを4灯だと直視していられません。カメラで撮影してるとカメラが壊れるんじゃないかと心配になるくらい・・・
消費電力は、3.74Wです(14.4Vの時)
あと、ルームランプに組み込んでみたら、銅張面の色が透けて茶色く見えてしまって イマイチなので薄っすらシルバーに塗装しました。
点灯させてみると、なかなかの明るさ、床面も照らされています。これで床に何か落としてもすぐ見つけられます^^
ランプカバーが良い感じに光を拡散してくれているようで、気になるほどの不快なグレアはありません
。
しかし・・・ルームランプが真っ白な光ってどうなんでしょう・・・ちょっと変な感覚。
数日ほど、このルームランプの状態で車に乗っていたのですが、やぱり白色光だと落ち着きませんでした。
ってことで電球色のLEDルームランプも作る事にしました。
明るさの比較です。左:ノーマル電球。 右:powreFluxLED4発。
ランプの真下の座面での照度、ノーマル電球:6ルクス。 powerFluxLED4発:62ルクス。
断然、LEDに交換した方が明るいです。車のドアを開けた瞬間の印象がガラっと変わります。
ただし、ルームランプが明るすぎて、点灯してると周囲から車内が丸見えになります。リアウインドウはプライバシーガラスなのですが
そんなのお構いなしに車内が丸見えになります。ちょっと恥ずかしいです・・・
●CREEの電球色SMDを使ったルームランプ(マップランプ)の製作
使用したのは、CREE-電球色3chipSMD、Vf:3.8V If:50mA×3、14000mcd、30ルーメン。
とっても明るいです。しかし地味にパワーがあるLEDなので、発熱があるので、20mmのパワーLED用アルミ基盤に取り付けました。
発熱はそれほど酷くないので、このアルミ基盤に取り付けただけで、かなり改善されます。
LED本体はアルミ基盤に放熱シリコーンで接着。基盤とLEDのサイズが合わないので、ちょっとハンダ付けに工夫が要ります。
前は銅張基盤で作りましたが、カットするのが大変で面倒なので、より簡単にジュースのアルミ缶を切って使いました。
アルミなので熱伝導もよく放熱板としても働くし、塗装しなくてもシルバー色なので一石二鳥と思いました。
アルミの上に LEDを付けたアルミ基盤を
放熱シリコーンで接着して並べます。
見た目が悪いけど、配線は白いリード線で直にします。どうせカバー付けたら見えなくなるからお構いなしです。
LEDには3チップ内蔵され、脚の配線の仕方で直列にも並列にもできます。今回は直列にしてVf:11.4V If:50mAで使用。
小さいユニバーサル基盤に抵抗とヒューズをつけて、LEDとはリード線で結んでいます。
回路はこんな感じ。 バッテリーが14.4Vで、各LEDへ50mAが 流れるように60Ωの抵抗を入れてます。 62Ωでも良かったかもしれません。 またもガラス管ヒューズをつけました。 なんとなくあると安心しますw |
完成したルームランプLEDユニットです。抵抗とヒューズが載ってる基盤部分は、カバーから透けて見えないようにテープを張って
シルバー色で塗装して隠してあります。
FluxLEDの時と同様、ウェッジ球のソケットへのプラグとしてT-10ウェッジベースをコネクタにしています。
ためしに点灯させてみると、まぶしーぃ(/ω\)
消費電力は、2.88W(14.4Vの時)です。 SMDにはFluxLEDのような集光レンズが無いので光の広がり方が広くなります。
点灯させてみると、なかなかよい暖かさがあり落ち着いた色合い。写真ではオレンジが強く出てますが、肉眼ではもっと自然な電球色です。
明るさもPowreFluxLEDと遜色ない感じ。むしろ黄色っぽい光のほうが視認性がよく床下の隅までよく見えます。
やっぱ、電球色は白色LEDにありがちな冷たい光の感じが無いのでいいですな~。
明るさの比較です。左:ノーマル電球。 右:CREE-3chipSMD 4発。
ランプの真下の座面での照度、ノーマル電球:6ルクス。 CREE-3chipSMD 4発:57ルクス。
こちらも断然、LEDに交換した方が明るい。ただし、印象はノーマル電球が明るくなっただけのような、自然に受け入れられますw
はやり
、明るすぎて点灯してると周囲から車内が丸見えになりますが、白色LEDのときよりも見た目で目立ちません
。
ということで、こっちのほうが落ち着くので採用。