Joule Thief_1.5V電池1つでLEDを点灯する

抵抗器

Joule Thief (ジュール泥棒)
1.5Vくらいの電池1本だけで点灯電圧が3Vを超えるLEDを光らせるというものです。
youtubeで偶然みつけた動画で紹介されていました。もとネタはこの動画みたいです。
よく調べると、いろんなサイトで紹介されています。どうやらブロッキング発振という
昇圧回路の一種らしいです。
動作の仕組みについて 詳しくは判りません・・・;^^A
電力的な効率はあまり良くないみたいです。
でも使う部品も少なく、作るのは簡単そうです。
ちょっとお遊び感覚で面白そうなので作ってみました。

●昇圧回路-回路図

ブロッキング発振回路

回路図はこんなぐあいです。
必要な部品はトランジスタと抵抗器とコイル。
ビデオで紹介されていた通りです。
ここでは、youtubeでの動画での回路に部品を少し
手を加え、部品を足しました。
足した部品はダイオードと電解コンデンサ。
明るくなるかなと思って、整流して平滑させています。

youtubeのビデオでやってるように、T1・T2のコイルはフェライトコアに線を数ターン巻きつけただけの手軽な代物です。
巻き方はビデオを参照。調べるとこのコイルが効率UPの肝の一つみたいです。
トランジスタは定番の1815を使いましたが、結構なんでも点きました。FETでもいけました。 パワートランジスタとかいうのだと
もっとパワフルになるらしい?です。
VR1で抵抗の代わりに半固定抵抗を使いました。抵抗値の調節で出力の調節ができます。
そして、整流ダイオードを出力側に入れて整流してます。そのあとC1で平滑してLEDを点灯させています。
ダイオードと平滑コンデンサ無しだとLEDは高速で点滅する感じになります。

 

 


  

●上手くいくと大量のLEDを点灯できました

仕様:
適当なドラムコアに20ターン巻き
トランジスタに2SC2120
白色LEDVf:3.4を6個点灯できました。
かなりの高電圧を作り出してるようです。
が、電流は20mAには届きませんでした。
そして電池は凄い勢いでヘタりましたw

 

 

●ノイズフィルタに入ってるフェライトコアに巻きつけたコイルでも点きました

USBやLANケーブルなどにくっついてたノイズフィルタの片割れにコイルを15ターン
巻いた適当仕様です。
ですが意外に明るく点きました。何が決め手なのかよく判りませんが
フェライトコアでないと上手く行かないみたいですね。鉄のコアだと点きませんでした。
私が作った奴では、インダクタのドラムコアに20回巻いた奴が一番高性能です。

 

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